Q&A

【妊娠に関して】  

①分娩の予約は必要ですか。いつ頃予約したらよいですか

分娩予約はいつでもお受けいたしております。予定日が決まったころから受け付けています。里帰り出産や当院への転院をお考えの方は、その都度ご相談ください。

②4Dエコーはしてもらえますか

看護師・助産師が行います。一人20分枠の予約制です。画像の写真をお渡しします。妊娠16~32週くらいまで可能です。赤ちゃんの位置や姿勢によっては見えづらいこともあります。他院へ通院の方もお受けしております。お気軽にご利用ください。

③妊娠中に病気になったり、体の不調が出た時にお薬は出してもらえますか

必要があればお薬を処方できます。妊娠初期から12週くらいまでは、赤ちゃんの体の形成に影響がある可能性があるので、お薬はできるだけ見合わせた方が良いです。専門の医師の診察が必要な症状や感染症の場合(インフルエンザや胃腸風邪など)は、他科の受診をお勧めしています。

④上の子どもを連れて受診できますか

上のお子さん連れで受診できます。診察室にも一緒に入れます。 NSTの検査中(20分程度)、待てないお子さまがいらしゃる場合は、事前に相談していただければ、保育士がお預かりする場合もあります(有料)。

【出産に関して】 

①お産の最中に、薬を使うことはありますか

出来る限り、お母さんの産む力と赤ちゃんの生まれる力を信じて出産を待っています。 しかし、陣痛が弱い場合などは相談の上促進剤を使用することもあります。 また、出産直後に出血が多い場合は、子宮収縮剤や水分や電解質などを補うための点滴を行うこともあります。

②赤ちゃんや自分自身の身体の理由で、急いで赤ちゃんを出産しなくてはならない時は、処置をしてもらえますか

必要に応じて、吸引分娩などの処置を行うことがあります。 お母さんや赤ちゃんが経腟分娩(下からの出産)に耐えられないと判断した場合は、高次医療機関(トヨタ記念病院など)に母体搬送することがあります。

③帝王切開はできますか

緊急性のない帝王切開はお受けすることができます。 お産は生活の中の自然な現象の一つですが、危険をともなう場合があります。 当院で対応できるかどうかを判断して、母子の状態が悪く、緊急で帝王切開が必要なケースでは、高次医療機関(トヨタ記念病院など)に搬送させていただきます。

④逆子の経腟分娩や帝王切開後の経腟分娩(TOLAC)の対応はできますか

当院でも対応可能ですが、医師とよく話し合い、分娩施設を決めて頂いています。 まずはご相談で来院ください。

⑤会陰切開はしますか

赤ちゃんが産まれたいタイミングまで待つことで、会陰切開をしなくても問題なく赤ちゃんを産めることが多いです。

⑥分娩台ではなく、お布団の上で出産すると聞きましたが、イメージがわきません。どんな風に出産するのですか。

お産をする時に、お布団の上で横向きに寝る、座る、しゃがむ、四つん這いなどの妊婦さんの楽な姿勢で産んでいただけるようにサポートいたします。自由な姿勢をとることにより、お産を順調に進めることができるというメリットがあります。 一見、普通の出産スタイルとは違うように思えて、違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、分娩台に寝るのと比べると母体や胎児に負担が少ないと考えられています。 ご家族にサポートしてもらいながら、家庭的な雰囲気の中でリラックスして、ご家族みんなで赤ちゃんを迎えられます。

⑦お産の時に家族の立ち会いはできますか

お母さんが希望されれば、どなたでもお産のお部屋に入り参加して頂けます。 生まれてくる赤ちゃんのご兄弟や、お母さんのご姉妹、ご友人などもお産に立ち会われることもあります。

【入院生活に関して】 

①夫や子ども、その他の家族が宿泊することはできますか

お母さん自身が望む方であれば、どなたでも宿泊できます。 ご家族の方が使用されるお布団やお食事についてもご用意できます。

②入院中に上の子を預けることはできますか

当院の託児(有料)をご利用いただけます。

③面会時間のきまりはありますか

面会時間に制限はありませんが、お母さんと赤ちゃんに無理のない範囲でお願いします。 玄関が施錠されている場合は、インターホンを押してください。

④赤ちゃんに異常があったりした場合はどうなりますか?

当院で治療が可能である場合は対応いたします。例えば、軽い黄疸や呼吸障害の場合などは、できるだけお母さんと同じ部屋で赤ちゃんとお母さんが離れる事なく治療が受けられるようにします。 赤ちゃんの状態により高次医療機関への転院が必要な場合は、ご紹介します。

【母乳育児に関して 退院後の生活に関して】

①母乳がよく出る為に、どんなことをしたらよいでしょうか。

A;妊娠中には、母乳育児に関するきちんとした知識を身に付けることが大切です。乳頭や乳輪をマッサージする必要はありません。 当院の母乳育児クラスは、どなたでも参加していただけます。 出産後は、赤ちゃんとお母さんが離れることなく一緒にいて、赤ちゃんが欲するままに授乳すると、母乳がよく出るようになります。

②母乳が足りない場合、ミルクを足すことはできますか

A;健康な赤ちゃんが、医学的な理由で母乳以外の飲み物が必要になることはあまりないと言われています。 それでも、母乳が出始めるのに時間がかかったり、赤ちゃんに黄疸がでたり、赤ちゃんが大きかったり小さかったりするなどの理由により必要な場合には、ミルクを足すことがあります。その際にはお母さんやご家族の方に説明をしてからにしています。

③母乳がでるかどうか自信がありません。サポートしてもらえますか

A;母乳育児が軌道にのるには少し時間がかかります。母乳だけで育てていけるのに自信がつくまで、当院では入院中だけでなく、退院後も母乳育児のサポートをしていきます。

④退院してから母乳育児に悩んだ場合、相談できますか

A;はい。当院では週3回(月曜日・木曜日・金曜日)に母乳育児相談外来を受けています。母乳育児コンサルタント(IBCLC)の資格をもった助産師が担当し、一人一時間枠の完全予約にて、ご相談を受けています。 緊急時には、予約外でも診察致しますので、お電話でお問い合わせください。

⑤他の病院で出産しました。産後の生活や母乳育児についてサポートしてほしいのですが、どのようなことをしてもらえますか

A;他院でご出産の方も、上記の母乳育児相談を受ける事ができます。赤ちゃんの抱き方・飲ませ方の練習、母乳の量を増やす相談、母乳育児と仕事の両立についてなど、母乳育児をはじめてから、赤ちゃんが母乳をのまなくなるまで、全ての母乳育児に関するご相談に応じることができます。

⑥母乳育児に関して、よい情報が得られるサイトを教えてください

A;母乳育児に悩まれた時、インターネットで簡単に情報を収集することができますが、乳業会社がスポンサーについているサイトや、匿名(知恵袋なども含む)の方が書き込むサイトの情報は、時に内容に偏りがあったり、母乳が減ってしまったり、お母さんが自信を失うことにつながるかもしれません。 当院のホームページに母乳育児の情報が得られるサイトへのリンクをご用意しました。ご参照ください。

【小児科について】

①初めてでも予約可能ですか?

初めてでもお電話いただければ予約可能です。 当日でも予約は可能です。当日受診希望の方は15:30までにお電話でご連絡の上、ご来院ください。

②どの時間でも予防接種や乳児健診を受けているとのことですが、感染症の方と一緒になりませんか?

当院では、院内感染に配慮し、予防接種・乳児健診の方と感染症の方の出入り口・待合室を別にしています。そのため、予防接種・健診で来院された際に、風邪などの症状がある場合には受付へお知らせください。

③同時接種はできますか?また副反応は大丈夫ですか?

同時接種は可能です。当院では、BCG以外は組み合わせや本数の制限はもうけていません。 同時接種によって副反応がでやすくなったり、特別な副反応が出たりすることはありません。 予防接種のスケジュールについてもお気軽にご相談ください。

④アレルギーが心配です。検査はいつできますか?

いつからでもできますが、0歳児は数値に現れない事があるので、待てる場合には1歳過ぎてからの検査をお勧めしています。ご心配な場合は、ご相談ください。